Pixar社のOpenSubdiv
DAZ Studio 4.6ではPixar社がオープンソース化したテッセレーション技術、OpenSubdivが搭載されており、SubD化した時こちらがデフォルトで使用されるようになりました。従来のものはCatmark(Legacy)という名前に変更になっています。
OpenSubdivは、ポリゴンを構成する辺と頂点に独立したウェイトを設定することによって、ポリゴンを再分割したときの平滑化の度合いを調整することができるのが特徴です。これによって、滑らかな曲面を作成しつつも部分的に鋭角辺を残すことが可能となり、フィギュア全体のポリゴン数を少なく抑えることができるというわけです。つまり、ローポリモデルに使用してこそ真価を発揮する技術なのです。
Pixarは映画などに使用するCGアニメーションを作成する会社ですから、ポリゴン数を少なくすることは膨大な計算時間の短縮につながり、製作コストを抑えることに直結するというわけですね。
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