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Blender出力時の服破れ対策

Clex01今回はDAZ Studioで作成したシーンをBlenderへ持ち込む際の注意点について書きたいと思います。今回はこのようなシーンをBlenderに持ち込むケースについてです。

mcjTeleBlenderは内部でD|SのOBJ Export処理を呼び出しています。従って、今回ご紹介するやり方はメニューから手動でOBJに出力する場合も同様になります。

まず、何も考えずにそのままBlenderに出力してみますが、mcjTeleBlenderは前回の記事を書いた時点より何度かバージョンアップされていますので、古いバージョンをお使いの方は最新版に更新しておくことをお勧めします。Blender側の連携スクリプト「mcjBlendBot」も更新されていますので、どちらも最新にしておいてください。

Clex04最新版では出力スケールの変更も行われています。旧バージョンでは2%でしたが、最新版は1%で出力するようになっています。mcjTeleBlenderを最新版にした場合でも、このスケール値はレジストリに保存されていますので、必ず1%になっていることを確認し、もし2%のままだったら1%に変更しておいてください。さもないとカメラやライトの位置がずれます。(;´▽`A``


Clex02前置きが長くなってしまいましたがこちらがBlender側でプレビューレンダリングしたものです。見ての通り、ブラが破れてしまっています。
これはD|S側でブラに設定されているSmoothing Modifierが効いていないためです。Smoothing Modifierには衝突検出機能があって、フィギュアの表面の内側に服の頂点が入り込んでしまった場合、それを外に押し出す働きがあります。このおかげでGenesisのフィギュアは服の破れに悩まされることがないわけです。
この機能はあくまでモディファイアですので、D|Sの内部処理として行っているわけですから、実際のメッシュ形状は変化していません。従って、OBJにエクスポートした際に反映されないのだと思われます。つまり、これをOBJエクスポート時にも有効にしてやれば服の破れは解決します。

Clex03ブラを選択し、ParametersタブのMesh Smoothingを見てみます。着用先であるGenesisが衝突検出オブジェクトとして選択されていますね。その上にInteractive Updateというスイッチがあります。これがOFFになっていると、ユーザーがフィギュアを操作している間はモディファイアが働かず、操作終了直後に働くようになります。(OFFにしておかないとポージングなどが重くてカクカクになります。) どうやらD|SはOBJエクスポートもユーザー操作の一種として認識されているようで、OFFのままメッシュを出力してしまうようです。これをONにすることで、Smoothing Modifierを有効にした状態でメッシュを出力することができます。


Clex05Interactive UpdateをONにした状態でBlenderに読み込んでレンダリングした結果です。服の破れは解決され、全体の形状もなめらかになりました。


あとはBlender側でマテリアルやライティングを決めてシーンをレンダリングすることになります。次回はそちらの手順もご紹介しようと思います。

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DAZ Studio Tips」カテゴリの記事

コメント

とうふさんおはようございます♪

DAZ-Blender連携にこんなソフトがあったんですね!
これだとアニメーションも書き出せている模様。
さっそく試してみます!
ありがとうございました!

投稿: 天川和香 | 2013年6月 7日 (金) 05時40分

天川和香さん、コメントありがとうございます。
mcjTeleBlenderのアニメーション出力は各コマごとにオブジェクトを出力しなおす方式なので、Blender側のアニメーションと連携するのは無理かも知れません。(;´▽`A``

投稿: とうふ | 2013年6月 7日 (金) 20時11分

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