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Blender(Cycles)との連携

Cycles_1_0ずいぶん長い間放置してしまいました。見に来てくださっていた方々、ありがとうございます。 今回は、Blender 2.6から搭載された新レンダラー、Cyclesを使ったレンダリングについてのご紹介です。

CyclesはLuxRender等と同様のGIレンダラーで、Blenderのプラグインとして動作します。手軽にフォトリアルなレンダリングができるというのは他のGIレンダラーでも同じですが、Cyclesの特徴はそのレンダリング速度の速さです。特にnVidiaのグラボに搭載されているCUDAを使用したハードウェアレンダリングは非常に高速で、左のような画像であれば、ものの数分でレンダリングできてしまいます。

また、通常の編集画面でもレンダリングイメージを表示した状態で編集できるため、ライティングの調整などとても効率的に行うことができます。現状ではまだ発展途上であるため、LuxRenderに比べると機能は少ないですが、レンダリング時間がとても短いというのは大きなアドバンテージだと思います。

DAZ Studioと連携する方法ですが、mCasualさんのmcjTeleBlenderというスクリプトを使用することで、D|SのシーンをそのままBlenderに持っていくことができます。

まず、こちらからmcjTeleBlender.zipとmcjBlendBot_October_22_2012.zipをダウンロードしてきます。mcjTeleBlender.zipのほうは、D|Sのスクリプトファイルです。この中身のscriptsフォルダを、D|SのContentフォルダに配置します。D|S4以降をお使いの方は、デフォルトではMy Documents/DAZ 3D/Studio/My Libraryフォルダがそれに該当します。

次に、mcjBlendBot_October_22_2012.zipの中に入っている.pyファイルを、Blenderをインストールした場所にあるmodulesフォルダに入れます。

以上で準備完了です。

Cycles1_1

今回はこのようなシーンを作成してみました。これをBlenderにエクスポートします。この状態で、先ほどインストールしたmcjTeleBlenderを起動してみます。


Cycles1_2

このようなダイアログが出てきます。設定すべき必須項目はこの3箇所です。シーンの保存先、形状データの保存先、Blenderのインストール先の3箇所を、自分の環境に合わせて設定していきます。


Cycles1_3レンダリングにGPUを利用する場合、こちらでGPUの種類を選択できます。現状ではnVidiaのCUDAのみが全機能をサポートしており、Radeon等のOpenCL系のグラボはいろいろと制限があるようです。


設定が終わったら、「export/open current frame」を押すことで、Blenderが起動して自動的にシーンの取り込みまでやってくれます。

Cycles1_4取り込み直後の画面です。ここまで何の手間もかけずにできてしまいます。実に素晴らしいスクリプトです。


Cycles1_5 スカートのハンドルが残っているので、右クリックでスカートを選択し、TABキーでメッシュ編集モードに入ります。Aキーで選択解除状態にします。次に赤い三角のハンドルにマウスを合わせてLキーを押し、接続頂点をすべて選択します。赤い部分がすべて選択できたらXキーをおして頂点を削除します。


Cycles1_6邪魔な赤い部分がなくなったらTABキーを押して編集モードを抜けます。


Cycles1_7では、レンダリングプレビュー表示に切り替えてみましょう。画面の下のバーにある丸いアイコンで、表示モードを切り替えることができます。ここで、Renderedを選びます。


Cycles1_8 レンダリングイメージに切り替わりました。ここでは通常の編集画面と同じように、マウスの中ボタンドラッグでぐるぐると回転させることができます。いろいろな角度からチェックできるので、とても便利です。この状態のままオブジェクトを移動させたり追加したりできます。


Cycles1_9 背景が単色だとつまらないので、空のイメージに変更してみます。Worldタブを選び、背景色をSky Textureに設定します。


Cycles1_10このように、球状のプレビューイメージが出てきます。これは太陽の位置を示しています。球を上から見たイメージで表現されおり、上が後方、下が前方になります。マウスで球をドラッグすると、光があたる方向を調整することができます。Turbidityは霞のかかり具合です。2.2が標準的な晴天ということになります。


Cycles1_11背景が空色に変更されました。実際にレンダリングするには、Renderタブを選択してRenderボタンを押すか、F12キーを押します。レンダリング画面はESCキーで閉じることができます。レンダリングイメージを保存するには、レンダリング画面の下のメニューから「Save as Image」を選択することでファイルに保存することができます。


以上、導入からレンダリングまでのご紹介でした。次回はマテリアルやIBLの使い方に関してご紹介しようと思います。

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コメント

どもども 恥ずかしいながら、人間の屑見参でございます

祝復活!
で、よろしいんでしょうかあ・・・

お待ちしておりました 私は
余計なことを言うのはやめておきます

まあ、それも余計なんですけど へへへへへ

ではでは

投稿: DAD | 2012年11月23日 (金) 21時15分

DADさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
かなり長いこと放置してしまいました。1年以上にもなるんですね。その間にPoser界にも大きな変化がありました。3DCGは奥が深いです。ご意見・ご質問等ございましたら、遠慮なくどうぞ。
これからもよろしくお願いします。(´∀`*)

投稿: とうふ | 2012年11月23日 (金) 21時46分

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