« LuxRenderDS: 肌の表現 | トップページ | LuxRenderDS: Version 0.7.2.10を公開 »

LuxRenderDS: IBLの使い方

Classroom

いかにも梅雨らしい、すっきりしない天気が続きますね。テレビのニュースを見ると、国会のほうもすっきりしない動きが続いてます。私個人としては、一度退陣を表明した首相がずるずると居座るのは国益に適いませんし、新しいリーダーの下で被災地の復旧・復興を少しでも前に進めて欲しいと思っています。

さて、LuxRenderDSのほうですが、IBLのゲインがエクスポートされないという問題を見つけたので修正しておきました。(Version 0.7.2.9) ついでにIBL用のプリセットを作るためのサンプルスクリプトも同梱しました。今回もIBL用のHDRI画像はsIBL Archiveさんで公開されている画像を使用したいと思います。

今回同梱したスクリプトは、以前作ったEnvironment Sphereを作るスクリプトを少し改造して作成しています。無駄な部分とかも残っていますが、そのあたりはご容赦ください。(;´▽`A``

Lrds_ibl01スクリプトをメモ帳などで開くと、先頭の部分にIBLで使うファイル名等の定義があります。ここで指定しているファイル名を変更することで、自分専用のIBLプリセットを作成することができます。


Lrds_ibl02では早速使ってみることにします。まずはシーンにV4を一体読み込みます。


Lrds_ibl03次に、今回添付したスクリプトを実行します。するとこのようにIBLのイメージが背景画像として見えるようになります。適当に回転させて、好みの位置に設定しておきましょう。
IBLライトは、入れ物にDistant Lightを使用していますので、回転させるとプレビューのライティングが変わってシーンが見えにくくなるかも知れません。そのときはCtrl+Lを押してプレビューライトをOFFにすると見やすくなります。(´∀`*)


Lrds_ibl04適当な背景オブジェクトを置いてみます。今回はこのようなシーンを作ってみました。


Lrds_ibl05この設定でレンダリングしてみます。LuxRenderのIBLはPoserやD|SのIBLと違って擬似光源ではなく、本物の無限光として使用されます。そのため、AOに頼らなくても影を作ることができ、このように背景にマッチしたリアルなライティング結果を得ることができるのが利点です。


でも良く見ると肌が少し暗いですよね。本来ならばライトやシーンのフィルム設定を変えて明るさを調整するところですが、そのようにすると背景となっているIBL画像の明るさも変化してしまうため、今回は肌のマテリアルで調整することにしました。


Lrds_ibl06調整するのはDiffuse Strengthです。Diffuseを強めに設定することで、肌だけを明るくすることができます。LuxRenderのような物理レンダラーでは禁じ手かも知れませんが、私は気にしません。(;´∀`)

今回はDiffuse Strengthを125%に設定してみました。(たぶんDiffuse Colorに色を設定してるので暗めになるんでしょうね。テクスチャのGamma=2.2にしているのも影響しているかも。)


Lrds_ibl07こちらはマテリアル調整後にレンダリングした結果です。肌が明るく鮮明になりました。


sIBL Archiveさんではこの他にもたくさんのHDR画像がダウンロードできます。背景画像としては、今のところ最も充実しているサイトだと思います。ライセンスもCreative Commonsに準拠しており、非商用に限りどんな用途にも使用することができます。とてもありがたいサイトです。(´∀`*)

|

« LuxRenderDS: 肌の表現 | トップページ | LuxRenderDS: Version 0.7.2.10を公開 »

LuxRenderDS」カテゴリの記事

コメント

うーん、LuxRenderではIBLのイメージを背景に出せるというのをどこかのBlender系のブログ様でお見かけしたのですが、やっぱり出来たのですねえ・・・

というか、これが本当のIBL!!!

良い背景プロップを持っていない+32ビット環境ではオブジェクト満載のシーンはつらいので、そろそろIBLを試そうかな、と思っていました むむっ、心理を読まれたかああああ?

スプリクト、ありがたく!(D|Sで背景にイメージ貼り付けるのは、どうやるのかも疑問でした)

話は変わりますけど、V4エリートのテクスチャは、全マテリアルに手動で読み込んでいくものなのでしょうか?

ではでは

投稿: DAD | 2011年6月28日 (火) 19時30分

DADさん、コメントありがとうございます。
今回のスクリプトはシーン全体を巨大な球で覆い、その内側に背景画像を貼り付けてプレビュー表示を実現させています。スカイドームと同じ方法ですね。(;´▽`A``

V4 Eliteはプリセット一発でテクスチャを設定できます。このプリセットはPoserのランタイムではなく、D|Sのランタイム(contentで始まるフォルダ)の下に入っています。/content/people/victoria4/Textures/MAT Eliteの中を見てみてください。

投稿: とうふ | 2011年6月28日 (火) 20時16分

V4エリートの件はしつこくてすいません 帰ってから確認してみます

いやあ、D|SはわざとPoser違う表記にしているようですねえ まだ、馴れませんです・・・

プリセットはMATポーズなのかなあ

ではでは

投稿: DAD | 2011年6月28日 (火) 20時49分

D|SはPoserのランタイムとはまったく違うデータ構造になっているので、慣れるまでは戸惑うかも知れないですね。
ちなみにD|Sのプリセット類はすべてスクリプトでできています。覚えると自分でいじることもできますよ。(;´▽`A``

投稿: とうふ | 2011年6月28日 (火) 21時00分

ちょっと紛らわしいのですがDAZの最近の製品はPoserランタイム内にPoser用と同名のDS用ファイルをインストールする物が多くなっています。DSのContentタブのサムネイルの左上にアイコンがオーバーレイされている場合DSのファイル(.ds, .dsa)が呼び出されます。V4 EliteだとAriana,Katie,Natasha,Reby SkyのDSファイルは/Pose/DAZ7s Victoria 4/MATerials V4 Eliteに有ります。

投稿: T2 | 2011年6月28日 (火) 21時46分

T2さん、補足ありがとうございます。

確かに最近のはPoserランタイムのMATポーズに入ってるものも多いですよね。私としてもそのほうが使いやすいのですが、ベンダーさんによってはcontentに振り分けるものもあるので探すのが大変です。(;´∀`)

投稿: とうふ | 2011年6月28日 (火) 22時27分

お久しぶりです。
とうふさんのブログ大変ためになっております。
Pixivでお見かけ出来ないのは少々寂しいですが・・・。
前に書かれていた暴速ハイブリッド
私の環境ではうまく機能しませんでした。
とうふさんの記事で暴速とありましたので、どうしても試してみたくグラボ購入を決意。
HD6870を購入。
すばらしいです。5-6倍以上、条件によっては10倍以上のスピードが出ますね。
グラボ購入の決意をさせていただいた、とうふさんの記事に感謝します。
これからもよろしくです。

投稿: MNE | 2011年7月 2日 (土) 01時01分

MNEさん、コメントありがとうございます。

良いグラボを購入されましたね。私の使っているHD5770は1世代前のものですし、HD6XXXシリーズは新設計のコアですので性能も格段に向上していると思います。MNEさんのコメントを見て、私も欲しくなってきました。(´∀`*)

Pixivのほうも見てはいるのですが、最近はテストレンダぐらいしかしていなくて作品を投稿できていません。プラグインのほうが落ち着いたらまたいろいろ遊びたいと思っています。ヽ(´ー`)ノ

投稿: とうふ | 2011年7月 2日 (土) 07時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« LuxRenderDS: 肌の表現 | トップページ | LuxRenderDS: Version 0.7.2.10を公開 »