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LuxRenderDS 0.7.0.0を公開

Luxds_soa

ほぼ4週間かけてちまちまと作っていたプラグインですが、ようやく使えるレベルまできたと思いますので、アルファ版を公開したいと思います。思えば開発を始めた当初はすべて手探りの状況でしたが、最近はコツがわかってきて開発もすいすいと進むようになりました。(´∀`*)

ダウンロードはこちらです(SkyDrive)
※6/13更新:Version 0.7.1.0

インストールの仕方や、簡単な使い方については付属のReadMeを参照ください。この絵はシーン構築に5分、レンダリングに10分という超手抜きではございますが、そこそこ見れるレベルのレンダリング結果にはなったかなと思われます。(;´▽`A``

マテリアルについては、主要なものは一通り実装しておきましたが、cloud等の特殊テクスチャの扱いについては、まだ構想もできていません。あまり複雑なプログラムにはしたくないので、何か方法を考えないといけないですね。(;´Д`)

使い方については、BlenderからLuxRenderを使っていた方ならすぐ理解できると思います。Realityしか使ったことのない方だと少々戸惑うかも知れません。Realityとの大きな違いは、まずテクスチャAlphaチャンネルの扱いがあります。RealityではAlphaチャンネルにテクスチャを直接指定しますが、LuxRenderDSではMixマテリアルを使って抜きたい部分をNullマテリアルとAmountで合成するという手法を使います。

また、光沢はすべてRoughness(荒さ)で指定します。RoughnessはU Roughness(横方向の荒さ)とV Roughness(縦方向の荒さ)に分かれています。つまり異方性反射が設定できるのですが、そうしたくない場合にはUとVには同じ値を設定します。

Light Portalは独立したオブジェクトではなく、マテリアルで指定します。マテリアルにPortalが設定されていれば、そのオブジェクトはLight Portalとして扱われます。

マテリアルはすべてInteriorとExteriorにボリュームを指定することができます。ライトにはInteriorがありませんので、Exteriorのみの指定になります。厚みのあるガラスなどはAbsorption(光の減衰率)を設定したボリュームをInteriorに指定することで、リアルな質感を得ることができます。

マテリアルの各パラメータについてはLuxRenderのサイトを参考にしてください。

このプラグインの細かい使い方については、このブログで今後ご紹介したいと思います。

追記:

太陽光を作るには、Distant Lightを「Sun」という名前で作成してください。(大文字小文字の区別はありません。)
シーンの中にライトがひとつもない場合、LuxRenderDSは太陽光(Sunライト)を自動的にシーンの中に作成してレンダリングします。

IBLライトは一応動作しますが、プレビュー表示がないため少し扱いにくいです。拙作のCreateEnvSphereスクリプトで環境球を作成し、IBLライトをそれの子ノードにすることで、多少の改善は見られますが、最終的にはプリセットを作りやすいようにスクリプトからIBLライトを作成できないかと思案中です。また、Realityと異なり、Y軸に加えてX軸の回転も有効です。

スポットライトをプロジェクターとして使用する場合、Z軸方向の回転が反映されません。Blenderでやっても同様の結果になるので、LuxRenderの仕様かと思われます。現状ではテクスチャのほうを回転させて合わせるしかなさそうです。

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コメント

はじめまして

早速ダウンロードして試してみましたが、何故かウチではダメでしたぁ (泣

参考までに環境とAbout Installed Pluginsのメッセージです
//---
OS: Windows 7 Ultimate(32bit)
DAZ Studio: ver. 3.1.2.24 Free Edition(32-bit)
//---
Plugin failed to load!
Filename:
LuxRenderDS.dll
Reason:
Library could not be loaded. File is not a valid DAZ Studio plugin, or was made for a different version of DAZ Studio. Cannot load library C:\Program Files\DAZ 3D\DAZStudio3\plugins\LuxRenderDS.dll: ?????????????? ?? ??????????????????????????????????????????????????????? ????????????? ??? ??? sxstrace.exe ??????????
//---

ひょっとして、私、何か根本的に間違ってますかね?

投稿: ほーく | 2011年6月10日 (金) 09時41分

ほーくさん、コメントありがとうございます。
私の環境は
Windows7 Professional 64bit
DAZ Studio 3.1.2.32 32bit
ですので、D|Sのバージョンが違うのが原因かも知れません。

3.1.2.32は3月にリリースされた最終版ですが、公式ページのフリー版はD|S4に置き換えられてしまっているため、購入履歴からResetを選択すれば最新版が入手できると思います。

もし駄目ならば、BrotherSoftに公式サイトへのダウンロードリンクが残っていますので、そちらを経由するという方法もあります。
http://www.brothersoft.com/daz-studio-60490.html

可能であれば、上記最新版にて一度試してみてください。

追記:
原因が判明しました。デバッグ版のVC2008ランタイムを使用する設定になっていました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。リリース版を使用する設定にて再構築し、正しく起動できることを確認しました。m(_ _)m

投稿: とうふ | 2011年6月10日 (金) 10時51分

ひ~ このレンダリングで何とか見られるレベルって・・・
ハードル、高すぎっす!

つまりこちらは、とうふさんが無料で配布していただける、Realityを超えるDS>LuxRenderのエクスポータなの?

凄過ぎますますわ・・・

??!!!!!

これはつまり、DS3フリー版でLuxRenderが使えてしまってこと・・・?

スゴスゴ凄過ぎますわ

ではでは

投稿: DAD | 2011年6月10日 (金) 20時32分

DADさん、コメントありがとうございます。
このプラグインは私自身がRealityを使っていて不満を感じた部分の、ひとつの解決策として作ってみたものです。従って、私の独断と偏見のカタマリですので他の方にとって使いやすいかどうかはわかりません。(;´▽`A``

でもレンダリングという側面おいては現状のRealityよりもずっと多機能ですし、もっと多くの方の意見を取り入れて完成度を高めていきたいと思っています。今後もずっとフリー配布しますので、是非使ってみてください。(´∀`*)

投稿: とうふ | 2011年6月10日 (金) 21時07分

最後のお言葉、ありがたき!(本当は、お売りになられてもよろしいのでは! と、書きたかったのです)

日本語版Poserでは、シーンにフィギアや小道具が読み込まれると、勝手にマテリアル名が日本語化されてしまい、そのマテリアルはLuxRenderでは読み込めないところで四苦八苦しています

結局、オブジェクトのマテリアル名を日本語化されないように変更して再フィギア化+マテリアルを保存しておいて、再適応化という二重の手間を強いられております

lxsファイルをちょっと見た感じでは、Pose2LuxはPoserで使用されているテクスチャをLuxRenderプリセットのマテリアルに上書きしているだけのような気がします

今日、LuxRenderWikiでLuxRenderプリセットのマテリアルは設定を変えられる事を初めて知りました マテリアルの合成が出来ることも(チュートリアルでは、LuxBlend上でマテリアルを作っているような・・・)

しかし、Pose2Luxではこれらの設定が出来ないようですねえ・・・ lxaファイルを直接書き換えるしかないのかな

ありがたく頂戴いたします

ではでは

投稿: DAD | 2011年6月10日 (金) 21時23分

DADさん、コメントありがとうございます。
日本語版Poserだとパーツやマテリアルの名前まで勝手に日本語に翻訳して書き出してしまいますよね。本当に困ったものです。これだからわざわざ英語版を使う人が多いのでしょうね。(;´Д`)

Pose2Luxはとても良いエクスポータだと思いますが、やはりマテリアルエディタがないと使い勝手がよくないですよね。将来は実装する予定だそうですので、今後に期待できるエクスポータだと思います。なによりフリーですしね。(´∀`*)

投稿: とうふ | 2011年6月11日 (土) 00時13分

Version 0.7.0.1で動きましたっ!
素早い対応、ありがとうございます。

職を変えたので、もう5年以上コードを書いてませんが、昔同じようなことをしでかしたことがあります。(^^ゞ
(MakeとIFDEFで対応しましたが、今はどうやるんでしょう?)

にしても、とうふさん、スゴイです。
Qtは日本語のバグで挫折したくちなので、尊敬しちゃいます。
しかも今後もフリー配布して頂けるとは、感謝感謝です。
あまり無理せず、頑張ってください。

ps.
動作確認くらいしかできませんが、debug支援が必要でしたら御連絡ください。

投稿: ほーく | 2011年6月11日 (土) 07時34分

ほーくさん、ありがとうございます。

SDKに含まれるサンプルプロジェクトのプリプロセッサ定義をそのまま使っていたのが原因でした。(動いていたのでまったく意識していませんでした。(;´▽`A``)

D|Sはもともと英語版ですし、日本語を意識しなくて良いのでとても楽です。文字コードとかエンコードの処理は苦労しますし、私も大嫌いです。(笑)

Mac版を作れる見通しがないため、いずれはソースコードも公開したいと思っています。今はまだ開発途中のクラスとか使っていないコードが残ってたりしますので、恥ずかしくて公開できません。。・゚・(ノ∀`)・゚・。

投稿: とうふ | 2011年6月11日 (土) 09時37分

ああっ、とってもよく分かります。
過去にMSのサンプル使って同じようなことをやっちゃいました。(*゚ー゚ゞ

日本語を意識しなくていいと楽ですよね。
元が英語版なので、日本語版Windows上で使うときは制限事項でもいいですし。
(たぶん日本語のフォルダー名はネックじゃないかなと・・・)

最後はソースコードまで公開される予定なんですか! 凄すぎです!! 
私も完成したら商品化してもいいんじゃないかと思ってました。

微力ながら応援したいのですが、QAレポートみたいなのは未だ受け付ける状況にないですか?
どうやらMSのC++ Runtime Libraryがエラーを吐いて止まることがあるようです。

投稿: ほーく | 2011年6月11日 (土) 10時42分

ほーくさん、ありがとうございます。

まだところどころにバグが点在している状況ですので、時々落ちてご迷惑をおかけすることもあるかと思われます。。・゚・(ノ∀`)・゚・。

バグの報告等はとても助かります。現状ではそれほど多くの方に使っていただいているとは思えないので、ブログのコメントかPixivのメッセージで受け付けて対応しようと思っていたのですが、サポート掲示板か何かを作ったほうが良いかも知れませんね。無料でレンタルできる掲示板を探してみることにします。(;´▽`A``

投稿: とうふ | 2011年6月11日 (土) 11時20分

サポート掲示板、あるといいですね。

私はLuxRenderをいじりはじめたばかりなので大ボケをかますかも知れませんが、温かい目で見てやって下さい・・・m(._.)m

さっそくですが、さっきのは私の勘違いのようで、Runtime ErrorはLuxRender.exeが呼んでる時に起こっています。
Exporterのデバッグは切り分けが難しいですよね。どこまで保護をかけるか頭が痛そう・・・

なので、先に簡単そうなのを報告しておきます。
1.RenderタブのSelectでダイアログが開きません。
2.settingsのDefault Output FolderがRenderタブのOutput Folderに反映されません。(仕様? でもDefault Output Folderにファイルが出力されない・・・)

これから所用で月曜まで留守にするので、帰ってきたら本格的に使ってみますね。
(Materialはかなり期待です。o(^^o)(o^^)o)

ではでは。

投稿: ほーく | 2011年6月11日 (土) 11時58分

ほーくさん、バグ報告ありがとうございます。大変助かります。

RenderタブのSelectが効かないのは単純にコードを入れ忘れていたためでした。これはすぐ治るとおもいます。(;´▽`A``

RenderタブのOutput Folderに設定が直ちに反映されないのは仕様です。Settingsで何も設定されていないと、起動時にホームディレクトリのパスを勝手に設定してしまいます。(使い勝手は賛否あると思いますが、一応無難なフォルダを入れておきたかったので。・゚・(ノ∀`)・゚・。)

Materialタブの操作は、Copy&Paste処理がまだ少し怪しいです(時々落ちます)が、それ以外はおそらく大丈夫です。ぜひ使ってみてください。(´∀`*)

投稿: とうふ | 2011年6月11日 (土) 16時19分

うぉっ!すげぇ~!
最近LuxRenderを使い始めたので、あまり詳しい事はわかっていませんがとても良いレンダラです!
ありがたく使わせて頂きますm(_ _)m

投稿: Chocolate | 2011年6月12日 (日) 17時41分

おおお、NATUの作者のChocolateさんではないですか!このような偏狭のブログにお越しいただいてありがとうございます。(´∀`*)
LuxRenderは無料で手軽にフォトリアルなレンダリングを得ることができる、素晴らしいレンダラですよね。新機能が搭載されるたびにわくわくしてしまいます。(;´▽`A``

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: とうふ | 2011年6月12日 (日) 20時48分

お久しぶりです。
動きましたよ! エクスポートが速いですね!!
操作が全自動なので、これならσ(一_一)でも使えるかも。
シーンのライト無しで送ると、青空と太陽でソフトに照明してくれて、ほのぼのと心地良いです。
まずは作動報告と超便利なアドインのお礼まで

投稿: osomaki | 2011年6月12日 (日) 23時55分

おお、osomakiさん!煤払いの件でお世話になって以来、だいぶご無沙汰しております。(;´∀`)

動作報告ありがとうございます。エクスポート処理はUV境界を検出するロジックさえなんとかすれば、まだまだ高速化できると思います。私の腕ではまだまだ未熟なので、今のところこれが限界ですが。。・゚・(ノ∀`)・゚・。

ジオメトリのバイナリply出力にも対応させる予定なので、今のロジックを高速化するよりも、そちらで対応したほうが早いかも知れないです。

今後ともよろしくお願いします。

投稿: とうふ | 2011年6月13日 (月) 00時29分

書き方が悪かったですね。すみません。

LuxRenderDSを導入して、最初の起動時にsettingsのDefault Output Folderを設定しても直ぐにRenderタブのOutput Folderに反映されないので、Render/Exportを押しても何もファイルが出力されません。
(Renderを押すとLuxRenderにUnable to read scenefile 'Untitled.lxs'と怒られます。orz)

一度D|Sを終了して再起動すると反映されるので、全然大した問題じゃないんですが・・・(Renderを押す前にちゃんとRenderタブのOutput Folderを確認しろよっていう話ですよね。(^^;;;)

ただ、”LuxRenderDS: 基本的な使い方”を忠実にやっちゃうとハマるので、一言書いておいたほうがいいかも。

投稿: ほーく | 2011年6月13日 (月) 02時38分

ほーくさん、コメントありがとうございます。

なるほど、了解いたしました。確かにあのままではOutput Folderが空のままレンダリングできてしまいますよね。これは気が付きませんでした。修正いたします。(;´▽`A``

ご指摘ありがとうございます。

投稿: とうふ | 2011年6月13日 (月) 18時37分

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