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Realityでテレビを表現する

Tvscreen

Realityプラグインではマテリアルをライトに変換することができます。LEDや蛍光灯なんかを表現するにはとても便利なのですが、マテリアルに貼ってあったテクスチャは失われてしまいます。(Diffuse色だけは引き継がれるようです)

したがって、テレビ画面のようなものを表現することはできないわけですが、ちょっとした修正だけでこれを実現することができます。今回はこのやり方について書きたいと思います。

Reality_tvs_1まず、テレビ画面のマテリアルをライトに変換します。マテリアルを右クリックしてConvert to Lightを選択するだけで、そのマテリアルが使われているメッシュをすべてライトにすることができます。


Reality_tvs_2次に、ライトのグループ名を変更しておきます。デフォルトではグループ名は「Mesh Light」になっているのですが、テレビ画面のようなものは明るすぎるとせっかくのテクスチャが白く飛んでしまいますので、ここは独立してLuxRenderで調整させるためにも別グループにしておくのが望ましいです。ここでは「TV」というグループ名にしました。


あとは「Export Only」にチェックを入れて、LuxRenderを起動せずにエクスポート処理だけを行います。

次に、出力されたlxmファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。デフォルトでは「reality_scene.lxm」になっているはずです。このファイルの先頭のほうに、以下のような記述があるはずです。

Texture "tv.screen_56::L" "color" "blackbody" "float temperature" [6500.0]

これはライトの設定をしている部分です。LuxRenderでは色をテクスチャとして扱っているんですね。ここで"blackbody"と指定されているのは色温度のことです。詳しい説明は省きますが、要するにどちらもテクスチャ扱いですので、ここを画像ファイルを扱うように変更してあげれば、ライトにもテクスチャが張り付くわけです。

画像ファイルを扱うようにする指定は、"blackbody"ではなく"imagemap"です。この記述はlxmファイルのいたるところで使用されていますので、どこか適当な場所からコピーしてきましょう。

今回はこんなふうに記述しました。

Texture "tv.screen_56::L" "color" "imagemap" "string filename" ["E:/Temp/TVScreen.jpg"] "string mapping" ["uv"] "string wrap" ["repeat"] "string filtertype" ["bilinear"] "float uscale" [1] "float vscale" [-1] "float gain" [1] "float gamma" [2.2]

画像ファイルを指定している場所は一目瞭然ですね。"string filename"の次に画像ファイルをフルパスで指定してあげるだけです。このように変更したら、いよいよLuxRenderを起動してシーンファイル(*.lxsファイル)を読み込んでレンダリングしてみましょう。

Reality_tvs_3このように、簡単に画像を貼り付けることができました。ヽ(´ー`)ノ
貼られている画像の明るさによって、ライトが明るすぎるか、あるいは暗すぎるかどちらかですので、設定したライトグループの明るさを画像にあわせて調整してあげてください。

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コメント

( ´・ω・)ノ どもっ♪
 
(ノ)´∀`(ヾ)おぉ♪これは、リアルですねえ♪
 
画面の床に対する写り込みも、凄いです!(*゚∀゚)=3ハァハァ

投稿: おサル | 2011年5月 4日 (水) 07時48分

おサルさん、コメントありがとうございます。
LuxRenderではemissionという機能でマテリアルを発光させることができるのですが、原理はこの記事で書いたのと同じです。このようにLuxRenderで実現可能でもRealityでは搭載されていない機能がまだまだ多いため、作者にはこの差を縮めるための機能追加を期待したいところです。(;´Д`)

投稿: とうふ | 2011年5月 4日 (水) 10時22分

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