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ソフトライトを使った室内照明(その4)

Garage_sm

さて、3回にわたって室内照明をご紹介してきましたが、今回は総仕上げとしてポストワークをしたいと思います。ポストワークとはいわゆるレタッチのことでして、レンダリング結果の画像をGIMP等で加工することで、より深みのある画像にしていく作業のことです。

「レタッチは邪道だ」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際はガンマコレクションやグロー処理などはレンダラーの処理の中でレタッチと同様のことをしているわけでして、同じソフトでやるか別のソフトでやるかの違いしかありません。破綻したポリゴンをレタッチで修正するのだって、立派なテクニックのひとつです。(´∀` )

ということで、今回は明るい部分をにじませる「グロー処理」をして仕上げたいと思います。この画像ではポストワークで窓の外や蛍光灯が発光しているように見せています。

St_lightball

効果をわかりやすくするため、今回はこのサンタさんの手の間にあるボールを光らせてみたいと思います。通常、Ambientを100%で設定すると影ができないので発光しているように見えますが、これにグロー処理を加えて更なるリアリティを出したいと思います。


Postwork_01

まず画像をGIMPで読み込み、レイヤを複製します。この複製したレイヤーを加工していくわけです。


Postwork_02

次に、トーンカーブを調整して明るい部分のみを強調します。ちょっと極端ですが、こんな風にボール(白)以外の部分を暗くします。


Postwork_03

トーンカーブを調整したらガウシアンぼかしをかけます。ぼかす範囲は画像の大きさにもよりますのでお好みで。今回は20ピクセルでぼかしをかけています。


Postwork_04

ぼかしをかけたレイヤーの合成モードを「スクリーン」に変更します。これでグロー処理は完了です。


Postwork_05

いかがでしょう。光っているように見えるでしょうか。(;´∀`)
このように、グロー処理を加えることで光のにじみを簡単に表現することができます。また、空気感を演出する方法としても利用することができます。仕上がりが綺麗になるので、私もよく使う手法です。ヽ(´ー`)ノ


Gr_final2

ではGreat Roomに同様の処理を加えてみましょう。窓の周辺や太陽光の差し込んでいるあたりがほどよく滲んで空気感が出てきました。ヽ(´ー`)ノ

必要に応じて明るさやコントラストを調整し、完成となります。

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