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AOの影を捕まえる

Aocatch01

DAZのフォーラムにシャドウキャッチャーに関するスレッドがあるのですが、その中にAOの影をシャドウキャッチャーで捕まえる方法についての投稿がありました。実はUberEnvironmentやahEnvironmentで作成されるソフトな影は、pwCatch等で捕まえることができません。

UberEnvironment等のIBLライトで作るAOの影は通常の影とは扱いが異なるためにシャドウキャッチャーでは捕まえることができないんですね。スレッドの記事では、それをShaderMixerで無理やり捕まえてシャドウキャッチャーにしてしまう方法が出ています。

その方法を使ってAOの影をシャドウキャッチャーで捕まえてレンダリングした結果がこの画像です。ライトにはahEnvironment V3を使いました。背景はただの写真ですが、合成による違和感もあまり感じません。この方法を思いついた人の発想はすばらしいです。(;゚Д゚)

Aucatchshader

こちらがそのShaderMixerによるブリック構成です。原理はとても簡単です。IBLライトによるAOの影はDiffuseに出てくることを利用してDiffuse Colorを白に設定しておき、現れた影を白黒反転させて透明度としてOpacityに突っ込んでやるだけです。Surface Colorは影ですので黒に設定しておきます。

間に入っているClamp and Stepは調整用です。これは影の抽出にDiffuse Colorを利用しているため、ライトの当たり具合によってはシャドウキャッチャーの面が完全な白にならず、グレーになってしまうことがあります。そうなると影以外の部分が完全に透明にならないため、このClamp and StepのMin値を上げて透明になるように調整してやるためのものです。

かなり強引な方法ですが、原理的には一応これでAOを捕まえることができます。欠点としては、Diffuse Colorを使っているため平面以外には使えないということでしょうか。

Aocatch02

こちらはAdvanced版に標準搭載のUberEnvironment2によるAOの影を捕まえてみたものです。AOの影が入る仕組みは同じですので、どちらのIBLライトを使っても同じように捕まえることができます。

簡単なわりに、なかなか使えますね。ヽ(´ー`)ノ

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DAZ Studio Tips」カテゴリの記事

コメント

Shader Mixerではこんなこともできるんですね。う~ん、奥が深い。
最初Colorを黒にするのを忘れててアレ?ってなりましたけど、IBLシェーダによらず影ができるのは素晴らしいです。

投稿: Kotozone | 2010年6月16日 (水) 23時46分

Kotozoneさんコメントありがとうございます。
最初DAZのフォーラムで記事を見つけたときは半信半疑だったんですけど、実際に試してみたら「おおっ!」という感じで感動しました。(;´∀`)
こんな方法があったなんて、まさに目から鱗ですよね。

投稿: とうふ | 2010年6月17日 (木) 01時30分

本当に申し訳ないんですが><;
どうしてもわからなかったので質問ですっ
お時間のあるときご教授願えればうれしいのでありますっ、、、

このレシピ、最初にシャドウキャッチャー
ブリックから数値をとってきて、
diffuse (ラベル変えてるんだと思った、、)につなげてるんですよね、、^^;?

投稿: gonzou | 2013年7月14日 (日) 19時30分

gonzouさん、コメントありがとうございます。
Diffuseには何もつなげず、色は白に設定しておきます。AOはDiffuseに直接作用して影の部分を暗い色で塗っていくので、明るさを透明度として使うことで影だけを不透明のまま残そうというのがこのシェーダーの仕組みです。

この仕組みを使ったシェーダーは、おそまきさんのブログでAOキャッチャーとして公開されていますよ。(´∀`*)

投稿: とうふ | 2013年7月14日 (日) 19時59分

今ようやく、、lighting>diffuseだったのねんっ,,,ってのがわかりましたw

このブリックのいみがどうもよくわかってないので、とってもみづらいdazのwiki 調べておりますですっ。

osomaki様のはすでに使わせていただいており、たまにはお勉強を、、と思ったら、また見事にはまってしまいましたっ、、、><;

どうもすみませんでした><;

投稿: gonzou | 2013年7月14日 (日) 20時35分

いえいえ、解決できてよかったです。(;´▽`A``
ShaderMixerは使い方のコツさえ覚えてしまえば自由にマテリアルを組めるようになるので、かなり面白くなりますよ。フォトショップでレイヤー演算をしているようなイメージでマテリアルを作れますから。ヽ(´ー`)ノ

投稿: とうふ | 2013年7月14日 (日) 21時00分

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