« ライティングの復習(擬似GI) | トップページ | 政権公約について思うこと »

室内のライティング

Abandoned_house6今まで何度試しても納得いかなかった室内のシーン。今までのライティング復習の成果を試すつもりで作ってみました。
室内のシーンでリアリティを出すには、やはり間接光の表現は避けて通れませんねぇ・・・。今回使ったのは廃屋ですので、室内に電気が通っていません。窓から差し込む光が唯一のライトソースですので、太陽光以外はすべて間接光で表現することになります。

今回やってみたライティングの手順をご紹介します。

(1)環境光を作る

まずDistant Lightをいくつか設置して室内をぼんやりと照らします。4方向すべての壁に向けて弱く照射する感じです。壁からの反射光を意識してライトの色を決定します。今回は若草色というかヨモギ団子のような色にしました。

次に床からの反射光を作ります。これもDistant Lightで薄茶色に設定。これで部屋の奥のほうを若干上に向けて照射します。これで下準備は完了。レンダリング結果を見ながら部屋全体がぼんやり明るくなる程度にしておきます。環境光ですので、どのライトもDiffuse onlyに設定しておきます。影はつけません。

(2)窓際を明るくする

部屋の天井近くの壁際にスポットライトを配置し、窓に近い反対側の壁を照らします。窓から部屋の奥のほうに向けて、自然なグラデーションに見えるように明るさや位置、照射範囲を調整していきます。天井のシャンデリアの影が落ちると不自然なので、ここでも影はつけませんでした。

Abandoned_house1 ここまでに設置したの環境光でレンダリングすると、こんな感じになります。ここからまだまだライトを追加していくので、少し暗いかなーと思うぐらいでちょうどいいようです。


(3)窓から室内を照らす

窓の位置にスポットライトを配置して室内を照らします。ライトは若干下向きに。窓から照らしているライトですが、太陽光ではなく間接光です。今回は2つのスポットライトを窓の高さに配置し、床の真ん中よりやや窓側付近を中心に照らしました。壁の部分と同様に、奥に行くに従って暗くなるように配置していきます。

(4)太陽光を作る

Distant Lightを追加して太陽光に見立て、窓から光が差し込むようにします。直射日光を表現したいので、影はRay Traceに設定し、明るさを200%にしました。テストレンダリングをしながら光が差し込む位置を調整しておきます。

(5)太陽光の反射による間接光を作る

太陽が床を明るく照らしますので、その間接光が部屋全体を照らすはずです。スポットライトを床の色で作成し、床を照らした日光の位置から真上に向けて180度の照射範囲で照らします。部屋全体がうっすらと床の色で照らされ、絵に温かみが出てきます。

Abandoned_house5 間接光を設定し終わった画像です。窓からの光だけでは薄暗いので、入り口のドアを開けて、そこからも光が差し込むようにしてみました。廃屋の雰囲気が出てますでしょうか。(;´∀`)


Abandoned_wire 今回使ったライトの配置です。Distant Light×5、Spot Light×7で合計12個のライトを使用しています。今まではライトを極力少なくしようとがんばっていましたが、室内のようなシーンだと、ケチケチせずにライトを配置したほうがよさそうですねぇ・・・。(´・ω・`)


ライティングって、やはり環境光が大事ですよね。今回試してみて、なんとなく室内のライティングのコツがつかめてきたような気がします。照明のある室内だと、今回とはまた違う方法になるんじゃないかと思います。何事もまずやってみることが大事ですよね。。。

|

« ライティングの復習(擬似GI) | トップページ | 政権公約について思うこと »

DAZ Studio Tips」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1222561/30882725

この記事へのトラックバック一覧です: 室内のライティング:

« ライティングの復習(擬似GI) | トップページ | 政権公約について思うこと »