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ライティングの復習(その2)

Studio1昨日に引き続き、ライティングの復習です。昨日は基本の三点照明でしたが、今日はクラムシェル・ライティングです。スタジオでグラビア等を撮影する場合に広く使用されているライティング技法で、被写体を明るく美しく表現することができます。
被写体に向けて上下に1つずつライトを配置し、カメラはその間から被写体を狙います。配置するライトは上段に傘、下段にソフトボックスが一般的なようです。ライトの配置の様子が2枚貝に似ているため、クラムシェルと呼ばれているようです。

光源が傘とソフトボックスですので、はっきりとした影は出ません。どちらかといえば被写体を満遍なく明るく照らすような効果となります。
ライトが前面に集中するため、三点照明と違って撮影ポイントがほぼ固定されます。人物の撮影のみに特化したライティングですね。

傘もソフトボックスも間接光のような柔らかい光になります。今回は傘の代わりにスポットライトを複数使い、ソフトボックスの代わりにディスタントライトのShadow Softnessを上げて使用することにしました。(安直な発想ですが・・・)

Upperonly2 まずは上側です。3つのスポットライト使って3方向から被写体を照らすようにしてみました。被写体の正面に3つの光が集中するため、ライトの強さは60%ほどに抑えてあります。左右の2つはDeffuse Onlyで使用し、スペキュラを発生させるのは真ん中の1つだけにしました。Shadow Softnessは3つとも50%に設定しています。


Loweronly2 次に下側です。本来であれば面光源を表現するためにスポットライトを複数平行に並べて照射するのが正しいんでしょうけど、あまりライトの数を増やしたくないのでDistant Light1つで代用することにしました。明るさは50%ほどにし、Shadow Softnessを80%で使用しています。下から光をあてると不気味ですね・・・(;´∀`)


Upper_and_lower とりあえず、上下2つでレンダリングしてみた結果です。影が少し暗い気がしますが、その辺は上下の光量を調節することで対処できそうです。額と胸が白飛びしていますが、逆にもう少し広範囲を白飛びさせて肌の白さを強調したりしてもいいかも。。。
クラムシェルはこれで完了ですが、今回はこれにバックライトを追加してみることにします。


Backonly2 バックライトは被写体の後方に2つ追加してみました。昨日の三点照明の記事で書いたとおり、真後ろに配置しても効果が出ないため、少しずらす必要があるからです。ライトの強さは200%に設定してあります。(背景が白いので目立ちませんね・・・(;´∀`))


Clamshell2 バックライトを加えてレンダリングした結果です。バックライトのおかげで背景からの照り返しがあるかのように見えますね。
今回は上段中央のライト以外はDiffuse onlyで使用しましたが、すべてDiffuse onlyで設定しておいて、スペキュラのみのライトを1つ別に用意してもいいかも知れません。そのほうがもっと自然な光沢が得られると思いますし。。。


考えてみれば、このクラムシェル・ライティングも三点照明の応用なんでしょうかね。上段がKey Light、下段がFill Lightと考えればそんな風に思ったりもしますが。(´・ω・`)

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コメント

こんなライティングもあるんですね。参考になります。私はライトに色をつけるのが苦手だったりします…。
DSに移行する前に買ったRuntimeDNAのRenderStudioで再勉強しようかな…

投稿: Kotozone | 2009年8月 4日 (火) 01時30分

Kotozoneさんコメントありがとうございます。
私は写真のほうも素人ですので、勉強しながら記事かいてますよー。(;´∀`)
RenderStudioでググってみましたが、これは面白そうですね!少し調べてみることにしますね。ヽ(´ー`)ノ

投稿: とうふ | 2009年8月 4日 (火) 08時16分

RenderStudioは(シーンに配置されている)24個のライトとIBLライト、スタジオ背景セット、ライト制御スクリプトが入っているPoser用スタジオライトシステムなんです。その中では、あらかじめ用意されているライトプリセットならDSでも読み込むことが出来るんですが、要調整というところです。
あと、背景セットは普通に読み込むことが出来るので、私もよく使っていたりします。
また、付属しているAOエディタでフィギュアの各サーフェイスのAO設定を一括して管理できるのも便利でした。

投稿: Kotozone | 2009年8月 4日 (火) 21時44分

情報ありがとうございます。
Vue専用かと思っていたのですが、DSでも使えるんですね。(;゚Д゚)
値段も安いのでかなりよさげですが、Carrara6Proも使いこなしてない状態でVueにまで手を出すというのも悩みどころであります。(;´∀`)

投稿: とうふ | 2009年8月 4日 (火) 23時44分

私が持っているのはPoser用ですよ~。
http://www.runtimedna.com/Render-Studio-For-Poser.html
たまに半額セールやってます。

投稿: Kotozone | 2009年8月 5日 (水) 00時32分

Poser用もあったんですね。てっきりVue専用かと思ってました。(;´∀`)
画像見るとすごく便利そうなんですよねー・・・すごく悩みます。どうしたものかorz

投稿: とうふ | 2009年8月 5日 (水) 22時51分

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